2025/07/28
kyu cameraの配送時期について
こんにちは。kyu創業者の安藤です。
大変ながらくお待たせいたしました。いよいよ製品の発送をお知らせできるところまで辿り着きました⛰️
時間はかかってしまいましたが、自分たちが本当に良いと思えるものを、ようやくかたちにすることができました。

お伝えしていた計画から何度も遅れてしまい、進捗の共有も十分にできていない中で、変わらず応援してくださった皆さま。本当にありがとうございます!
現在の状況と発送について
8月上旬からを順次発送開始
現在は工場での検品作業を進めており、その後、全ロットが香港から京都の事務所に届く予定です。 京都では、さらに1台ずつ丁寧に確認しながら、順次発送していきます📦この工程の中で、不具合が見つかる可能性もあるため、具体的に何台をお届けできるかは確定していません。
確定次第、あらためてご連絡させていただきます。

なぜ計画から大きく遅れているのか?
自分たちの経験不足に尽きます。
様々な人からアドバイスや先人たちのナレッジのおかげで避けられたことはたくさんあります。しかし、ほとんどの落とし穴やアクシデントは個別具体的かつ複雑に絡み合ったものであることが多く、苦労しています。特に、アルミの削り出しやアルマイト処理の微調整とブラッシュアップや樹脂パーツの金型調整→試作→検証→再調整には苦労しました。

また、大手メーカーと比較すると少量の生産になるため、
ライン切り替えや調整作業が製品数に対して割高になることによる、生産効率の悪さ
最小発注数(MOQ)や取引条件のハードルによる、必要部品の調達の制約
工程の安定性不足やフィードバックの蓄積不足による、品質のばらつき
工場内での優先順位競争
など、多くのハードルが発生します。
一方で、規模の経済が働きやすい、ハードウェア製造において、小ロットでのものづくりに手応えを感じています。これは、“大量に製造しないと成立しない” ”儲からない”という前提を、少しずつ疑い始めているということでもあります。
当たり前に縛られず、大胆な仕様や体験に挑戦する前衛的なものづくり。
僕たちのような小さなチームがつくる意味があるのかもしれません。

みなさんへお願い
kyuは、まだまだ発展途上のプロダクトです。
だからこそ、使ってくださる皆さまと一緒に、少しずつ育てていきたいと思っています。
進捗状況や変更点については、今後もメールにて定期的にお知らせしていきます。
また、注文してくださった皆さまに直接お渡しできるような機会も、現在計画中です。
東京・京都での開催を想定しており、詳細が決まり次第ご案内します🫡
引き続き、よろしくお願いいたします。